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がんゲノム医療まとめ・現状

がんゲノム医療のまとめ

 

皆さまこんにちは。

 

花見は行きますか?

私は中目黒の川沿いに住んでいる友人のところと、上野公園に行ってきました。

 

6割ぐらい海外の人でした。

人が多すぎましたが、綺麗で気持ちよかったです✨

 

 

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もう平成が終わりますね。

 

なんだか、感慨深いですね。

私は平成しか知らない世代で。

 

景気が良い時なんて知りませんし、iPhoneを卵型の頃から使ってきた世代でもあります。

 

 

これから、どんな未来がやってくるのでしょうか。

 

 

 

さて

 

がんゲノム医療とは実際なんでしょうか。

今回は、優しく簡単に書きたいと思います!(書き方が下手なので、分かりずらいかも。。)

 

 

今、日本でもゲノム医療が盛んになってきています。

 

 

ゲノムとは、すごく広い意味があるのですが、「遺伝情報」と考えてください。

 

遺伝情報は、遺伝子や染色体と言った細胞の中に入っている小さな小さな情報です。

 

 

その情報をもとに治療に役立てていこうとするのがゲノム医療です。

 

 

今まで

乳がん、肺がん、肝臓がん、大腸がん、甲状腺がん、、、その他、、

 

がんができる部位によって、薬が決められていました。

 

  

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どんどんと遺伝子解析技術が進んできたので、がんの遺伝子(ゲノム)を見ることができるようになってきました。

 

すると、

がんがどのようにできるか段々とがわかってきました。

 

そして

がんは基本的には、遺伝子が変化・変異することで出来てくることがわかってきました。

 

 

 

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そうすると、

発症する身体の部位が違うが、同じ遺伝子の変異から発症しているがんがあることが分かってきました。

 

そして、遺伝子の変異に対する薬も出てきます。(細かく言うと少し違うのですが。)

それが、「分子標的薬」です。どこかで聞かれたこともあるかと思います。

 

 

だんだんと、

がんの遺伝子/タンパク質を調べる→遺伝子変異の有無により薬を選ぶということが出来るようになってきました。

発症部位によって薬を選ぶ時代から、遺伝子変異によって薬を選ぶ時代になりつつあります。

 

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  そんな、遺伝子の変異を見て分子標的薬を使用するという治療はすでに始まっています。

そのこと自体はだんだんと普通になってきています。

でもそれは、1つや2つ、または数個の遺伝子変異やタンパク質の変化を調べて、治療に活かすというものでした。

これはこれで凄い事ですよね!

 

 

それと比べて、ガンゲノム医療とは、

ガン細胞の遺伝子をもっともっとたくさーんまとめて調べてみよう!といったものです。

 

今まで遺伝子解析は凄く金額が高かったのですが、だんだんと安くなってきて、

このようにたくさんの遺伝子を調べて治療に活かそうという技術ができるようになってきました、

それでもまだ高いですけどね、、

 

 

これが、「がんゲノム」の基本です。

 

 ただ、がんゲノムは走り始めたばかりです。

人間でいうと、まだまだ赤ちゃんだと思います。

 

がん治療は、今まで多くの時間や知見を結集して行われてきた、それぞれのがんに対する「標準治療」があります。

標準治療は、現在最も根拠のある最適な治療です。

がん治療と言えば、まずは標準治療が大切です。

がんゲノムはまだまだ、発展段階です。なので、がんゲノムを受けられる人も対象が決まっています。例えば、現時点で標準治療が終わっている方とか。対象についてはまだまだ狭いです。

 

そんながんゲノムは一度に沢山の遺伝子を網羅的に調べます。だいたい120個ぐらいです。

 

その中から見つかった、遺伝子変異に対して、

適応できる薬(治療)はあるのかを探し、

各専門家が集まって、会議をします。

 

そこで、患者さんの状態や、薬の適応等を議論し、最終的な決定をします。

 

 

がんゲノムが4月以降に保険適応になろうとしています。

 

 

 

今の見通しでは

大きく2つのがんゲノムが保険適応になります。

一つは

NCCオンコパネル(遺伝子数114:国内解析)

もう一つが

FoundationOne CDx(遺伝子数324:米国解析)

 

 

両方とも高額です、保険が効いても、20万近くするかもしれません。

 

 

米国で検査を実施する方が、遺伝子数は多いです。

ただ、多いから良いのかというと、そうではない場合もあるかもしれません。

見つかった変異に対して、使える薬が無いということも多く出てくると考えられますし、予期しない遺伝子変異が見つかる可能性も高くなります。

どちらの検査が適応になるのか、どちらの検査のほうが今の自分にとっては良いのか、がんゲノムに関わる医療者に聞いてみてもいいかもしれませんね。

(まだ保険適応になっていないし、各医療機関でも体制を急ピッチで整えている状況なので、正確に説明できる医療者はまだまだ少ないです。)

 

今、日本では

がんゲノム医療中核拠点病院が全国で11か所指定されていて、

枝葉のように

連携病院がぶら下がっています。

 

 

どちらの病院でも、がんゲノム医療は受けることができます。

 

近くでそのような病院があるのか、調べてみておいても良いかもしれませんね。

 

 

 

 

まだまだ書き足りませんが、簡単ですが、以上ががんゲノムの全体像です!

 

最後に一番大事なことを記載しておきます。

 

メリットがあれば、デメリットももちろんあります。

・コストが高い

・がんゲノムに入れる患者さんの状態はある程度制限がある。

・遺伝子の変異・変化が必ず見つかるわけではない。

・たとえ遺伝子変異が見つかっても、使える薬があるとは限らない。

・遺伝子の変化が薬の効果を保証するものではない。

・治療(薬)を開始できるのはがんゲノムを受けられた方の全体の中で

 10%程度だと言われている

過剰な期待は失望感を生むだけである。

 

 

最後の希望とばかりに、飛びついたからと言って、使用した薬で、奇跡の生還!!

と、なる方は殆どいないと考えられます。

夢の医療ではなく、「薬の選択肢が増える可能性を持つ検査」ぐらいの考え方が妥当かと思われます。

 

今の自分の状況、色んなことを考えて、家族との生活を大切にするということも、考慮しながら、家族や、医療者、みんなで一緒に考えて考えて、自分にとって良いを選択していきましょうね。

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。(^^)/