ほどほどがイイ

あやうく一生懸命生きるとこだったょ.

がん生殖医療・妊孕性保存

皆さんこんにちは!

 

 

 

お久しぶりです。

GWは友人のサッカーチームの助っ人にいったり、、(もう走れない。。)

腸炎で休診にかかったり、

元号改変記念の祭礼を行ったり、かなりハードで死にそうでした。

 

休みも休めない。

 

皆さんのGWはどんな感じでしたか?

楽しいことはありましたか?

 

 

 

私には今年の「目標」があるのですが、

もう今年も半分です。

 

 

色んな誘いがあります。ありがたいことです。

ただし、「目標」があるなら

思い切って、断る。

結果が出てから、遊んでもそれは、遅くない。

行かない選択を積極的采配として自分の駒に入れる。 

 

 

GWも、もっと我慢できたのになーと。反省してます。

 

 

 

皆さんも何か「目標」はあると思います。

どこまで進んでいますか?

私もですが、結局今年もダメだったなーと年末ぐらいに思い返すんでしょうか。

 

 

 

私自身も自分に甘すぎるので、「クソ!!」と自分に思います。

 

 

でも、結果を出すまで、そのこと以外考えない一年にしようと望んでいます。

 

 

もう半分が過ぎます。

 

SNSも殆ど遮断してるし、関東来て、友達も殆どいないし、

 

 

周りに誘惑が少ない環境やからこそ、目の色変えて、頑張ります!!

そのためにこっちに来たということも言える。

 

 

そんな話はここまでとして。。

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がん生殖医療ネットワークのセミナーに行ってきたので、少し情報共有させていただきますね。

 

 

がん経験者に限らず妊孕性は誰でも年齢を重ねるほどに低下していきます。

 

妊孕性って、妊娠のしやすさとか妊娠できる力のことを言います。

 

30代では自然妊娠する可能性は25%

40代では15%ほどのようです。

 

 

 

生殖医療の発展によって、卵子精子、受精卵を凍結保存できるようになりました。

その生殖医療はがん患者さんにも大切な話題です。

 

凍結保存の対象者は基本的には

不妊の夫婦や、悪性腫瘍など(以下、原疾患とする)の治療等、医学的介入により性腺機能低下をきたす可能性があり、本人が希望する場合には、未受精卵子および卵巣組織(以下、「未受精卵子等」とする)を凍結・保存すること(以下、本法とする)ができる*。

*「未受精卵子および卵巣組織の凍結・保存に関する指針」

http://www.jsrm.or.jp/guideline-statem/guideline_2018_01.html

 

 

とされています。

 

不妊の夫婦や個人については、不妊治療を進める中で、その原因によって、凍結保存という選択肢が出てきます。

非常に高額ではありますが、様々なクリニックや病院で不妊治療を受けることができるようになってきて、選択肢としては非常に増えてきている印象です。

 

 

対象者の中で、

ご本人も医療者も非常に悩ましいのが、

がん疾患を患われた患者さんの生殖医療です。

 

特に、これから子どもを持ちたいと考えられている方にとっては、

治療を優先しつつも、治療により卵巣機能にも影響するので、自然妊娠の可能性が低くなるかもしれません。

 

治療前に採卵して、卵子を保存しておくという選択もできるかと思いますが、

がんの進行度やタイプによって、治療を遅らせてでも、生殖医療を先に選択すべきであるのか(先に卵子保存などをすること)、非常に難しいところだと考えられます。

 

 例えば、

乳がんで考えると、AYA世代を含む35歳未満での乳がん発症割合は全体の8%ほどと言われています。

 

35歳までに乳がんを発症すると、まずは治療しましょうということになると思います。

ぷらす、ホルモン感受性のタイプの乳がんであると

手術した後、10年ぐらいは内分泌療法(ホルモン療法)を続けてほしいと乳腺の先生方は思っているということでした。(場合によると思いますが。)

 

それに、このホルモン療法は乳がんの再発を予防する効果が期待でき,進行・再発乳がんの場合では、進行を抑える効果が期待できるので、術後も続けてほしいと思っているということでした。

 

 

ただし、このホルモンの薬は、ホルモン分泌を抑える薬であるので、

月経がこなくなることや、ホルモンのバランスが崩れ、体のほてりなど副作用が出てくることになります。

また、妊娠中は胎児に影響があるといけないことから、中止しないといけません。

 

そのような薬ですので、挙児の希望がある場合にはいつまでに子どもが欲しいのか、ホルモン治療を、どれくらい続けたら一旦止めることができるのか、

医師としっかり相談しないといけません。

 

 

具体的に例を出すと、

30歳で乳がんを発症し、抗がん剤治療後→手術→ホルモン治療を行っているとします。

最低でも5年(できれば10年)は継続して服薬してほしいホルモンの薬を、いったん妊活のために止めたとしましょう。

 

その時には年齢は35歳、自然妊娠の可能性は年齢からも低くなっていることに加え、抗がん剤により卵巣も影響は受けている。

ホルモン治療によって、ホルモンの状態も乱れているので、自然妊娠するのは非常に難しい中で、体外受精など不妊治療を行うにもお金が必要となり、治療と不妊治療の間に挟まれて

身体的にも、経済的にも非常に負担が大きいです。

 

 

 

治療後に妊娠するために、治療前に卵子を凍結保存しておくことも考えられますが、

主治医や各大学病院などの中での相談になるかもしれませんが、そのような場合にも、

がんの進行の不安と卵巣保存の処置で身体的・精神的にも負担が少なくないでしょう。

また、生殖医療がすぐに受けられる環境にあるのかということも大きく影響します。

 

 

色んな過程を経て、

自然妊娠でも、不妊治療後の妊娠でも、妊娠できたことは非常に大きな喜びとなることが想像できます。

その後、

出産を経て、また治療と向き合っていくことになります。

どのような場合でも、家族の支援がとても大切です。

 

さらに、ご家族で乳がん卵巣がんの方が複数名いらっしゃるとなれば、ご自身の年齢が若いこともあり、「遺伝性」ということも考えられます。

 

 

がん治療

不妊治療(生殖医療)

家計面

遺伝

 

 

など、、いくつかの課題と並行しながら向き合っていかなくてはいけない状況が出てくる可能性があります。

 

本当に大変だと容易に想像できます。

 

 

 

医療者側も、いつ卵子を保存しておくのか、治療との兼ね合いの中で、いつその卵子を使うのか、判断しきれないこともあるかと思います。

所属している病院で、生殖医療を実施していなければ、他院へ紹介することが必要ですし、医療者としての治療をしたい思いと、患者さんの挙児の希望との狭間で色々と難しいかもしれません。

 

 

この生殖医療や不妊に関しては、遺伝カウンセラーが関わることは殆どないのですが、海外では、HBOCのかたの着床前診断や、生殖医療は一般的に行われるようになってきていているので、遺伝カウンセラーが関わることもあると考えられます。

 

今の日本では、着床前診断の対象疾患はごくごく限られているので、

がんの遺伝と生殖医療に関わることは少ないと思いますが、知識の補充のために、

今回まとめたような話を聞いてきました。

  

このような状況で、思い悩んでいる方もいらっしゃるということを情報共有したかったので、書いてみました。

 

 

患者さんは色んなことで悩むと思います。

誰にも言えないかもしれません。

ただ、看護師や医師、その他の医療者誰にでも些細なことでも相談してみていいと思います。

その些細なことを聞ける時間と、姿勢を持っておきたいですね!

 

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先日、何で読んだか忘れましたが、

治療は「家を建てること」と同じであると書かれていました。

 

家を建てるとき、プランナーや設計士、建築士さんに全てお任せするということは無いと思います。

それぞれの希望と妥協点を見つけながら、チームで家を作り上げていく。

 

それは、治療も同じで、「全てお医者さんにお任せします。」「先生がそう言うなら。」とか受動的な態度では、本当に前向きな治療はできていかないと思うと。

 

患者さんの希望、要望、看護師さんとの相談、その他たくさんの医療者と、思いを共有しながら、励まされながら、ネガティブな気持ちを吐き出しながら、

納得する治療を作っていく。

こんな姿勢が大切なんだと書かれていました。

 

なるほどー。。!

 

こういう風に誰もができるわけでは無いですが、

少しでも、こんな考え方が参考になればいいですね!

 

 

 

 

長い文章でしたが、本日も読んでくださり、ありがとうございました。(^^)/