皆さんこんにちわ。
人間ドックって行ったことありますか?
先日、花見をしていた時に隣の集団の話が勝手に耳に入ってきました。
私より上ぐらいの年代の人達は「健康」の話が盛り上がるようです。
10代、20代では感じていなかった、身体の衰えをマズマズと見せつけられるのが、30代、40代からなんでしょう。
「あれ、なんか胃の調子悪いな。」
「疲れが取れないなー。」
なんてことが増えてくるんだと想像してます。
誰でも平等に年を取ります。
健康に年を取りたいのは誰もが思うところです。
きっちり人間ドックとか行くことを考え始めないとなーと思いました。
私のいる病院では、
障害や、病気をもつお子様をもつ親御さんが、何でも話すことのできるボランティアの会があります。
そこには、様々な背景の親子が参加します。
勿論、出入り自由で、縛られることなどありません。
先日、その会に少しだけお邪魔させていただきました。
ふらっと親子が来て、聞きたいこと、話したいこと、相談したいことを小一時間誰とでも話す。
雰囲気はすごく良くて。
今回のお話の中心は、「髪」についてでした。
「親御さんたちの会話の一部」
・髪を切ろうとすると、暴れることがあるし、家で切るのにも限界がある。
・一般の美容室には、なかなか連れていく勇気が無い。
・1人じゃとてもとても。
・訪問美容師さんがいるよ。
・忙しくて、髪を櫛でといであげるのも、難しい。
・お風呂のついでに切ってあげるよ。
・髪が長くなってきちゃうので、お団子やポニーテールをしてあげることが多い。
・髪を切るときに引っ張られるなど一度でも痛い思いをすると、次からさせてくれない。
・肌に優しい、シャンプーはどれ?
・乾燥肌でどこのクリームがいいの?
・髪の毛を切るときに、まっすぐ引いて切るんじゃなくて、上にクリンとさせた状態で切ると、自然な雰囲気が出るよ。
・ベビーカーの調整をしてほしい。
・今何キロぐらいあるの?
・少し大きくなったんじゃない?
誰でもちょっとした聞きたいことを聞ける場所があり
「生の声」を聞くことができるので、本当に良い時間だなと感じました。
私には子どもがいませんので、親の気持ちは想像でしかありませんが、
誰だって、みんな初めての親になるわけで。
子どもが生まれてからの子育ては手探りで、聞きながら、調べながら、していくものだと思います。
そんなとき、モヤモヤとする気持ちを聞いてもらえたり、情報を聞いたりできる場所って本当に大切だと思います。
今回の会に参加させてもらって、
親御さんがお互いに、補助や援助の制度を使っている先輩ママさんから実際を聞けたり、日常生活の些細なこと、悩んでしまうことでも気軽に聞いていたので、凄くいい場所だなーと感じました。
誰でも来ていいというのが、より良かったです。
偏りなく、みんなが自由にその場所にいてもいいという雰囲気が生まれ、
情報共有の幅が凄く広がります。
私に何かできるというわけではありませんが、
このような場所があるということを知っていて、どんな感じなのか「知っている」ということが、大事なんだと思いました。
誰かに伝えることができる情報の一つになりますしね。
知っていると、知らないとでは大きく違います。
何でもそうです。
ただ、知っているふりや、知ったつもりになるのが一番だめなんだと、
そう教わってきました。
私も、知っているつもりになることがあります。
誰かに聞けば、見れば、調べれば。いいのに。
反省ですね。
私の場合、知っていることもすぐに「忘れる」ので、
頑張って色々と経験し続けて、調べ続けていきたいと思います。
もう一つ。
HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)の当事者の会があるんですが、
以前の記事でも少し書かせていただきました。
そのクラヴィスアルクスはとっても内容の濃い「本」を発売しています。
一巻目はアンジェリーナジョリーさんが表紙で、大きな注目を集めました。
待望の2巻目が先日発売になったということで、
さっそく、拝読。
相変わらずいい本です。
なんだろう、なんだか
今まで、こんなお洒落に製本された、患者会の本があっただろうか。
と思うほど、お洒落な本です。
患者会のイメージすら変えてしまいそうな、凄くポジティブな雰囲気を感じます。
会を運営されている太宰さんのお人柄とエネルギーにはいつも刺激をもらっています。
ここから購入もできます。
医療者って、実際に患者さんの、「声」をじっくり聞くことって多くなく、
「知っているつもり」になりがちなこともありますもんね。
私も気を付けます。
今日も読んでくださりありがとうございました(^^)/